失敗しないキッチンリフォームの進め方
2021.10.27
キッチンの寿命は15年から20年くらいと言われています。
ほとんどの方が、築年数=キッチンの年齢なのではないでしょうか。
皆さんのお住まいのキッチンの年齢は何歳になりますか?
ちなみに私の家のキッチン年齢は42歳です。(令和3年10月現在)かなり年を取ってきましたね。メンテナンスや改修は30年と15年くらい前にコンロとレンジフードを交換した感じです。コンロもそろそろ交換時期かなと考えている丸山です。
キッチンリフォームを考える中で、他の水まわりリフォームと比べて後悔が多いリフォームと言われています。キッチンの種類や形状、設備などの選択肢が豊富で、間違った選択をしやすいからなのでしょう。
失敗しないキッチンリフォームを進めるために大切なコトをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
キッチン形状の選び方
部屋のサイズ・形状を考慮
現在のキッチンがある部屋のサイズはどのくらいですか?
キッチンサイズや形状を間違えるとリフォームしたのに使いづらくなってしまう場合があります。特にアイランドキッチンやセパレートキッチンなど、キッチンスペースを多く必要とする形状を選択する場合は、部屋全体の間口や奥行きを考慮しましょう。また、それらのキッチンだけをリフォームする場合は、部屋の雰囲気にそぐわなくなる恐れがありますので、リフォーム業者としっかりと相談しましょう。
壁付けのキッチンから対面キッチンにする場合、キッチンスペースの専有面積が増えてしまうのである程度の奥行きを確保しなければなりません。
キッチンスペースとして、幅3.6m以上、奥行きは2m~2.5mが必要とされます。幅が狭いとダイニングへ抜けるスペースを確保できなくなるので注意。その場合は、キッチンのサイズ幅を小さい物もありますのでそちらを選択することも可能です。
奥行きが狭いとダイニングテーブルを置けない、置いたときに狭くなる可能性がありますので、奥行きにも余裕があることが必要です。
キッチンリフォームをした後に、以前から使っていたダイニングテーブルが入らない!せっかくあるのに買い替えないといけない!なんてことも起こりかねません。
使いやすい天板の高さ
人それぞれ身長は違うものです。近年は女性の伸長もどんどん高くなったり、主にご主人がキッチンに立つなんてこともあります。
キッチンを選ぶなかでとても大切なのは適切な天板の高さを決めることです。天板が低いと料理する長い時間を腰をかがめて行わなければなりません。腰への負担もかかり、毎日の料理が苦痛になってしまいますね。
逆に高すぎるのも良くありません。腕を必要以上に上げる必要があるので、肩こりの原因になってしまいます。
古くからのキッチンは天板高70㎝がオーソドックスでしたが、使用する方の伸長が考慮されていたわけではありません。現在出ているキッチンは細かく天板高を決めることができますので、自分にあった高さのキッチンにしましょう。
以下の図表を目安に自分に合ったサイズを決めると適切な高さになるといわれています。
現在、キッチンの天板高を1㎝刻みで選べる商品もありますので、さらに自分に合った高さのキッチンにできるはずです。
キッチンのグレードと設備の選択
各メーカー商品にあるグレード
キッチンメーカーはたくさんありますね。LIXIL/TOTO/クリナップ/タカラスタンダード・・・・どのメーカーのどのキッチンにしようか迷うものです。
そこでまず気になるのは商品の価格。
各メーカー各ブランドで商品の価格帯が大きく変わってくるので、メーカー展示場で気になる商品を見て、リフォーム屋さんに見積りを取ってみましょう。
キッチン周りの便利設備
キッチンを選ぶ中で、選択のオプションにはなりますが、便利な機能やデザイン性を持った設備がたくさんあります。生活を豊かにグレードアップする一つとして、周辺設備にも注目してみましょう。
コンロ
大きく分けて2種類。IHクッキングヒーターとガス式コンロ。双方メリットやデメリットがありますので、自分の生活スタイルや好みに合わせて選択してみましょう。
ワークトップ/シンク
ステンレスや人造大理石など、シンクと1体化しているキッチンの天板を選択することができます。各ブランドで特徴が違いますので、こちらもお好みに合わせて強度やデザインで選んでみましょう。
キャビネット/カップボード
キッチンで大切な収納をまかうところがこのキャビネットやカップボードです。収納力は当然ですが、使いやすさや機能を見て選ぶのもキッチン選びの醍醐味です。
レンジフード
料理する際は換金扇は必ず必要です。近年はレンジフードも種類が豊富になってきていて、定期的な掃除は不要な商品や、汚れにくい工夫がされている商品がたくさん出てきています。
ビルトイン食洗器
食器などの洗い物の時間を短縮してくれる嬉しい商品。新しいキッチンだけでなく、既存のキッチンに設置することも出来る商品もありますので、食洗器単体でのリフォームもおススメです。
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水栓
水栓機器も実は豊富にバリエーションがあります。水を出すレバー式のものやセンサーで水を出したり止めたりできる商品なんてものも増えてきています。レトロなデザインやスタイリッシュな丸形のデザインもありますので、選ぶのが楽しくなりますね。
まとめ
今回紹介した【失敗しないキッチン選びの進め方】ですが、大切なのはお客様リフォームした際に今より何倍も便利に使いやすくするためにお伝えしたいほんの一部になります。
キッチン選びで後悔しないために、色々な知識を入れた中で自分に合った商品を選択することが必要があります。商品のグレードや便利機能設備、オシャレアイテムなどたくさんの選択がありますが、しっかりと自分の物差しで選択してみてください。どれもこれもなんてしてしまうと、とても高価になってしまいます。
どう選んだらよいかわからない方、価格が知りたい方はぜひ大きな森リフォームにご相談ください。
他、リフォームをお考えの方はぜひこちらをご覧ください。
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